2019年6月の絵本

【かわをむきかけたサトモちゃん】

「ながいながいよる」文:マリオン・デーン・バウアー  絵:テッド・ルウィン  訳:千葉 茂樹

・さといものサトモちゃんに、ある日「じつは、あなたはキウィです」と書いてある手紙が届きました。サトモちゃんは不安になりました。さて、サトモちゃんはキウィなのでしょうか?それともさといもなのでしょうか?

サトモちゃん、あなたはだあれ?

 

   文:えぐちよしこ

  絵:織茂恭子

  出版社/アリス館  2017年6月発行

 

 


*めめさんの心のつぶやき*

・6月おススメの絵本第1位はこの絵本です(^_-)-☆ 主人公はさといも!というのも気になるでしょ!(笑)最近よくこの絵本を大人の方に読んでいますが、本当に感想が人それぞれです。「あなたはあなたじゃない!」と言われたらあなたはなんて感じるでしょうか?「私はだれ?」となりませんか?サトモちゃんは、とっても不安になって、周りの人に確認したり、自分の皮を剥いて確かめようとしたりしました。絵本セラピーで読んだ時に「自分に向き合うって痛みと辛さを伴うものですよね・・・」と、サトモちゃんに自分を重ねて涙した人もいました。さて、サトモちゃんはどうなったのでしょうか?読んでみての お、た、の、し、み、です!

【どしゃぶり】

おもちのかみさま 札幌在住の絵本作家:かとうまふみ

 ・おーなり由子さんとはたこうしろうさんのコンビで描き出す、夏の午後のある一瞬。カラカラに乾いた地面の上が、あっという間に一変する。どしゃぶりの雨の中で

男の子はどうなるのか?はたこうしろうさんの大胆な構図が印象的な絵本です。

 

  文:おーなり由子 

  絵:はた こうしろう

  出版社/講談社 2018年6月発行

 

 


*めめさんの心のつぶやき*

・最近どしゃぶりの雨に当たったことはありますか?大人になると雨降りは濡れるし、泥はねもあるし、できれば避けたいお天気なっていませんか?私はこの絵本を読むと子どもの頃にはじめて傘を買ってもらって、嬉しくて嬉しくて雨の日が待ち遠しかったことを思い出しました。それと同時に娘たちが雨の中、笑いながらピンクの長靴で水たまりをぴしゃぴしゃ歩いていくのを羨ましく眺めていたことを思い出しました。子どもって楽しいことがいっぱいあっていいですよね。この「どしゃぶり」の絵本の面白いところは、雨が降ってくる様子です。「あっ?」と気づくと乾いたアスファルトに「ぽつっ!」「ぽつっ!」「ぴたん ぽつっ ぽつっ」「ぱらぱら ぱらぱら」と変わっていく雨音。そして1ページずつの絵の構成が大胆なのです。この絵本を閉じると、雨の日が待ち遠しくなること間違いなしです! もう梅雨空もヘッチャラです。

お母さんとお子さん向け 4月の絵本

【おかえし】

【10ぱんだ】写真:岩合光昭 分:岩合日出子

・タヌキの家の隣に引っ越してきたキツネの親子。キツネのおくさんはいちごを持ってごあいさつにいきました。するとタヌキはそのおかえしに・・・・。キツネとタヌキのお返し合戦はどんどん どんどんエスカレートしていきます。その結末は?

 

 作:村山桂子

 絵:織茂恭子

   出版社/福音館書店  1989年9月発行

 


*めめさんの心のつぶやき*

・この絵本は30年前に初版されています。絵本は、色あせることなくいつの時代にも子どもたちが喜ぶことで溢れているなぁと感じられるのは、シンプルな構成の繰り返しがある絵本に出会った時です。この絵本は「お返しのお返しの お返し」が何度も繰り返されて笑ってしまいました(^▽^;) もしかして永遠に続くのかしら?と大人は心配するかもしれません。でも子どもたちは徐々にクスクス笑いだします。しまいにはゲラゲラ笑います。絵の中に描かれている時計の針は進んでいます。繰り返しの中で笑っていても、時間の経過がはっきりと描かれているのが大人目線かもしれませんが面白いです。ぜひ、親子で楽しんで欲しい1冊です💛 この絵を描いた織茂恭子さんは「かわをむきかけたサトモちゃん」の絵を描いている人と同じです。同じ作家さんの絵本を読み比べるのも面白いですね。

【おじゃまなクマのおいだしかた】

【ペンギンがとぶ】ひだのかな代

 ・ある寒い日、トーマスは家中のクッションや毛布を使って「ほら穴」を作りました。子どもなら誰でも必ず一度はする「基地あそび」です。完成し早々に入ろうとするとお邪魔なクマがはいっていました。トーマスはあの手この手でクマを誘い出します・・・が・・・。・「ほら穴」の作り方が巻末に載っています。

 

 

 作:エリック・パインダー

 絵:ステファァニー・グラエギン 訳:三辺律子

  出版社/岩崎書店 2016年2月発行


*めめさんの心のつぶやき*

・私は動物の中でも特に好きな動物がクマなのです。この絵本は5/26に開催した「大人に絵本ひろめ隊・入門講座」に参加していた まなちゃんからあまりに可愛いクマがで登場するので貸してもらいました。彼女も大のクマ好きで、リアルクマというよりティディーベアー系が大好きというのも私と同じで、クマが描いてあるグッズには目がないの!というほど好きだそうです💛この絵本はクマも可愛いのですが、なんと言っても子どもたちに人気なのは、クッションや毛布で作った「ほら穴」だと思います。うちの子どもたちも大好きな遊びの一つでした。「パパが帰ってくるからそろそろ片付けてね!」と言っても必ず「や~だ!」のお返事でした!(笑)(^▽^;)6月はもしかすると雨の日が多くなるかもしれませんね。そんな時は、「ほら穴」でお子さんと一緒に絵本を楽しんではいかがでしょうか?

みんなのおすすめコーナー

【うさぎさんてつだってほしいの】

【おかあさんはね】文: エイミー・クラウス・ローゼンタール 絵: トム・リヒテンヘルド 訳: 高橋久美子

 ・2018年3月から「みんなのおすすめコーナー」を作りました!このコーナーでは、全国で約1000人の絵本セラピストさんの中から、私が毎月1名の絵本セラピストの仲間に 1冊のお勧めの絵本を紹介してもらっています(#^.^#)

 

15回目のゲストは、滋賀県大津市在住の絵本セラピスト®「みわきちゃん」こと山田美和紀さんです。

 

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【うさぎさんてつだってほしいの】(原題:[Mr.Rabbit and Lovely Present]

*あらすじ*

プレゼントにお母さんの好きなものをあげたい女の子は、うさぎに探すお手伝いをお願いします。女の子とウサギは森を散策し、対話をしながら”お母さんのすきなもの”を探します。夜には素敵なプレゼントが・・・。

 

 

  文:シャーロット・ゾロトウ

  絵:モーリスセンダック 訳:こだまともこ

 出版社/ 冨山房

 

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 < みわきちゃんから・・・>

・5月母の日に因み・・・”プレゼント”。手足や耳がなが~い一風変わったうさぎ、どこか不安げな女の子、散策する森などの絵で語られるストーリーと、ふたりのコミカルな対話との融合が見事です!女の子が見つけたかった”Lovely Present”とは、本当は何なのでしょう?こどもが楽しめて、大人には奥深さが垣間見えるような絵本を読みたいあなたへ💛


◆みわきちゃんの紹介◆

 

 ・絵本セラピスト協会認定ー絵本セラピスト®・国家資格 キャリアコンサルタント

”こどもの笑顔はお母さんやこどもに関わる方が自尊感情を抱き、自分らしく今を生きることから ”"目の前の方の笑顔が世界・宇宙の平和と調和へ繋がる”" との思いで、若い方の職業や生き方に関する相談の仕事や、絵本セラピストの活動をさせて頂いています☆

 ・愛読書「星の王子さま」「ルピナスさん」「モモ」

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*めめさんの心のつぶやき*

  1. ・今月の絵本セラピストさんは、滋賀県大津市在住の絵本セラピスト山田美和紀さん(みわきちゃん)です。今年2019年3月に比叡山のふもとの岩田静治先生の研究所で「絵本セラピーと行動科学のコラボ講座」を受講した際に事務局を担っていたみわきちゃんにご縁を頂きました。満面の笑みで参加者を迎え、ガーデンでのスーパーランチ会の準備をいそいそと楽しそうにされていました。人のために一生懸命に動くみわきちゃんを見て、すぐにファンになりました。何度かメールのやり取りをさせて頂きましたが、その文面から教養を感じ、とても説得力がある文を書く人だなぁと思いました。また7月にお会いできそうなので、いまから楽しみにしています☆さて、みわきちゃんのおススメの絵本は、絵本の世界の巨匠「シャーロット・ゾロトウとモーリス・センダック」のコンビが作った「うさぎさん てつだってほしいの」です。ぜひ、手に取ってみてください。
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