2019年5月の絵本

【はじまりの日】

「ながいながいよる」文:マリオン・デーン・バウアー  絵:テッド・ルウィン  訳:千葉 茂樹

・”ボブ・ディランの名曲に「Forever Young」に詩人アーサー・ビナードの訳詩とポール・ロジャースの絵が加わって、希望溢れる絵本になりました。1974年に発売された「Forever Young」は、ボブ・ディランが愛する息子のために作った歌です。

 

 作:ボブ・ディラン

絵:ポール・ロジャ

 

 

出版社/岩崎書店  2010年3月

 


*めめさんの心のつぶやき*

・新元号「令和」の始まりに私が選んだ1冊目は「はじまりの日」です。ボブ・ディランが最愛の息子さんに贈った曲が絵本になっています。でもこの絵本は一人の男の子のもだけではなく、世界中の子ども、そして昔子どもだった大人の心にも私は届けたいと思うのです。「きみが手をのばせば 幸せが届きますように」「まわりの人々と助け合って いけますように」「流されることなく 流れをつくりますように」「毎日がきみの はじまりの日 きょうも あたらしい きみの はじまりの日」・・・・。私は、いつでも、だれでも夢に向かって歩きだせることをこの絵本の力を借りて伝えていきたいです。是非「Forever Young」を聴きながら、この絵本を開いてみてください。

 

【おなじそらのしたで】

おもちのかみさま 札幌在住の絵本作家:かとうまふみ

 ・型抜きの仕掛けのあるドイツの絵本作家ブリッタ・テッケントラップの作品です。詩のような文と美しい絵が胸に沁みわたる絵本です。きつね、ねこ、ライオン、鳥、くま、イルカ、ペンギン・・・地球上に住む全ての生き物たちは広い大きな空の下で生きている。そしてみんな だれかと出会っている。ページをめくる度に広い世界が広がっていきます。

 

 作:絵:ブリッタ・テッケントラップ 訳:木坂 涼

出版社/ひさかたチャイルド 2017年12月発行

 

 


*めめさんの心のつぶやき*

・私はこの絵本を開くと地球上の全ての生き物は、それぞれに大切な関係性を保ちながら生きていると感じます。都会に住むネコは屋根の上で、ペンギンは冷たく凍った氷の上で、イルカたちはどこまでも続く海を泳ぎながら、そして深い森の奥に住むクマたちも、みんな空を見上げています。おなじ空の下で互いに生きていることを喜びに感じ合えるこの地球の素晴らしさや美しさを作者のブリッタ・テッケントラップは、私たちに伝えくれているのだと思います。型抜きの仕掛けが、ページをめくる度にふと立ち止まる時間を与えてくれます。何度も繰り返し読みたくなる絵本です。

お母さんとお子さん向け 4月の絵本

【なぞなぞえほん】

【10ぱんだ】写真:岩合光昭 分:岩合日出子

・ぐりとぐらでお馴染みの中川李枝子さんと山脇百合子さんのコンビが1988年に出版した なぞなぞえほんです。「1のまき」から「3のまき」までの3冊のセットです。”答え”は子どもの身近なものばかりです。ちょっと難しい問題でもぐりとぐらや沢山の可愛い動物たちがそっと子どもたちを助けてくれます。家族みんなで楽しめる1冊です。

 

作:中川李枝子・絵:山脇百合子

出版社/福音館書店  1988年年4月発行

 


*めめさんの心のつぶやき*

・実はこの絵本、うちの子どもたちが大好きだった絵本です。というより私が、手にするだけで幸せな気持ちになれる絵本でした。サイズが小さいのに1ページ1ページ大好きな山脇百合子さんの絵が丁寧に描かれていてお得感があるなぞなぞえほんなんです。そして文章は思わずぷっと笑っちゃうような軽快でユーモアたっぷりで、大人も答えたくなっちゃうのです(笑) 一つだけ紹介しましょうね「すわったまま そらをいったりきたり きっぷもおかねもいりません。これなぁんだ? ➡ 答えは・・・「ぶらんこ」です。5月はGWもありますね。ぜひ車の中や電車の中でも楽しんでくださいね。

【ロンパーちゃんとふうせん】

【ペンギンがとぶ】ひだのかな代

 ・小さな女の子ロンパーちゃんは、黄色い風船をもらいました。お空に飛んでいってしまわないようにヒモを人差し指にくくってもらいます。おうちに帰ったロンパーちゃんはふうせんをお友達のように大切にしていました。ママのとびきりのアイディアでロンパーちゃんと黄色い風船いつでも一緒! でも・・・黄色い風船はどこかへ行ってしまいます。

 

「よるくま」「きつねのかみさま」「くまとやまねこ」などで多くの絵本賞を受賞している酒井駒子さんの作品です。

 

絵・作:酒井駒子

出版社/白泉社 2003年3月発行


*めめさんの心のつぶやき*

・先日、札幌の百貨店で酒井駒子さんの原画展を観てきました。子どもの愛らしさを余すことなく描く人として定評があります。子どもの柔らかい手やほっぺ、髪の毛の柔らかさやしぐさを見ると技術はもちろんですが、それ以上に酒井駒子さんの子どもを見る目線の優しさを感じます。「そうそう子どもってこんな風だわ~」って心が温かくなります。時間を止めてずっと酒井駒子ワールドに浸っていたくなります。さぁ、ロンパーちゃんと我が子のしぐさや表情を見比べながらゆっくりと絵本の時間を楽しんでください。

みんなのおすすめコーナー

【あなたの一日が世界を変える】

【おかあさんはね】文: エイミー・クラウス・ローゼンタール 絵: トム・リヒテンヘルド 訳: 高橋久美子

 ・2018年3月から「みんなのおすすめコーナー」を作りました!このコーナーでは、全国で約1000人の絵本セラピストさんの中から、私が毎月1名の絵本セラピストの仲間に 1冊のお勧めの絵本を紹介してもらっています(#^.^#)

 

14回目のゲストは、仙台市在住の絵本セラピスト®「みきみきちゃん」こと相澤美紀さんです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【あなたの一日が世界を変える】

*あらすじ*

『あなたは今、笑顔ですか?』「あなた」が自分に与えられた一日を精一杯大切に過ごせば、世界は70億分の1だけ良くなる。そうした人が2人、3人と増えていくにつれて世界はよくなっていく・・・。

 

・絵本作家のくすのきしげのりさんが、2004年に脳梗塞で倒れた後、人生のハーフタイムを経て生み出された作品です。

・絵を描いた古山拓さんのアトリエは仙台にあります。気さくで優しい拓さんは絵のままのお人柄です。

 

 

 作:くすのきしげのり

 絵:古山 拓  英訳:花岡ちぐさ

出版社/ PHP研究所

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 < みきみきちゃんから・・・>

・質問を投げかけると答えがかえってきます。心に質問をすると本当の声が聴こえてきます。本当の声が本当の自分。私自身にも何度も問いかけました。

『あなたは今、笑顔ですか?』悲しんだり恐れたりすることは、生きているからこそできるということ。人は多くの人に支えられてたくさんの愛と幸せの中で、生かされているのだということを感じさせてくれます。


◆みきみきちゃんの紹介◆

 ・絵本セラピスト協会認定ー絵本セラピスト®・絵本のたね物語主宰・2000年~コミュティFMラジオ番組生放送:インタビュー・取材・編集・制作・2003年~絵本語り・2015年~絵本セラピストになり大人向けや子育て支援施設などで絵本講座を開催

*得意なこと:「つい人の話を聞いてしまうこと」「絵本を心に届けること」

*声フェチ(声はこころ。目に見えない心ですが、それは全部声に顔を出します。)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


*めめさんの心のつぶやき*

・今月の絵本セラピストさんは、仙台在住の絵本セラピスト相澤美紀さん(みきみきちゃん)です。今年2019年1月に東京の絵本セラピストルームの新年会の時にお席がお隣でした。みきみきちゃんは、初対面とは思えないくらいの笑顔でご自身の活動のお話を聞かせてくれました。お話を聞いていて、みきみきちゃんは前向きで、色々ことに好奇心と使命感をもって日々活動していることが伝わってきて私はワクワクしました。人をワクワクさせる生き方をしているみきみきちゃんはとっても魅力的な女性だなぁと感じました。彼女のおすすめの絵本は「あなたの一日が世界を変える」です。題名を読んだだけで人生の素敵なヒントが見つかる予感がしますね。令和元年、この節目の時に是非、手に取ってみたい1冊ですね。
めめさんの絵本の部屋の先月の絵本はこちら
前月の絵本はこちら

ご紹介した絵本は、こちらのえほんやさんで購入できます。

〒006-0808

札幌市手稲区新発寒6条5丁目14-3

☎&FAX 011-695-2120

営業日:金、土、日、月、祝日   営業時間10:00~19:00